~ ケアの楽校だより ~

定例会の報告をしたり、介護について思うこと・・・考えること・・・を書いていきたいと思います。 主催者のわがままで自由に書いちゃうかもしれませんが、ご容赦ください。


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コラム -152- 介護技術の話⑬

第21回介護福祉士実技試験を考える。

今回で5回目。
今回は、最後まで行きたいと思います。

問題はこうでした。

田村としさん(79歳)は右上下肢に麻痺があります。
つかまれば立位はとれますが、歩行はできません。
衣服の着脱や車いすへの移乗には一部介助が必要です。
車いすの移動は全介助です。昼食時に食べこぼして上衣が汚れました。
自室に戻って着替えることを望んでいます。
食堂のいすに座っている田村さんを自室まで車いすで移動介助し、
上衣を着替えるまでの介助をしてください。
なお、車いすの点検はすんでいます。
田村さんは「はい」または「うなずく」のみです。
           (試験時間は5分間以内です。)

前回で、車イスでの移動までできました。

今回は、更衣です。
まず、着替えることを伝え、更衣介助をします。
皆さん分かっているとは思いますが、
『脱健着患』なんて四字熟語があります。
脱ぐときは健側から、着るときは患側から、
の介助方法を表したものです。
どうしてそうするかは分かりますよね?
ご自分で片マヒの想定で、一人で服を脱いで見てください。
納得できると思います。

右マヒの田村さんは、左側から脱いでいきます。
自立支援の観点から、できるところは声かけをしてご自分でしていただかなければいけません。
声かけしてできないところを介助すればよいのですが、
基本的なことを言えば、左腕を脱ぐとき、左肩を脱ぐときには介助が必要だと思います。
そこまで介助すれば左手を使って脱ぐことができると思います。
うまく声かけして誘導することです。
“左手で右手の袖を引いて脱ぐことはできますか?”など・・・。

続いて、着ていきます。
今度は右側から。
右腕は左手を使って袖を着ることができると思います。
そしたら、背中は介助が必要かと思います。
左腕は、介助者がモデルの左手を入れられるように服を持ちます。
自分で左腕を通してもらって更衣を終わります。
ボタンのある上着なら、左手でボタンをはずしたりはめたりできるかの確認が必要です。
(私は、問題しか読んでいないのですみません。)

最後に気分の確認をして、終わります。

こんな感じでいかがでしょうか?
私なりの解釈をしてみました。
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第12回ケアの楽校定例会開催!!

平成21年3月18日19:00~、会津若松市河東町農村環境改善センターにて、
2ヶ月ぶりに第12回ケアの楽校定例会を開催しました。
冬期間ということもあり、2ヶ月間お休みしましたが、再開の運びとなりました。
これからもよろしくお願いします。

さて、今回はレクリェーションについて考えました。

まずは、一言で言うとレクリェーションとは何ですか?を一人ひとり書いてもらいました。
パッと浮かんだものを書いてもらいました。
それを一人ひとり発表してもらいました。
ちがう意見を聞くことができました。

次に、レクリェーションと言われるものは?と言うことで、
今までやったものや、知っているもの全部を上げてもらいました。
そして、グループになって、上げたものを出し合ってもらいました。
参加された方が、他の事業所と共有して、さらによいものが提供できたら・・・なんて思いもありました。
出してもらった後、そのレクは何のためにやるのか?も上げてもらいました。
さまざまな意見がありました。

次にレクとはご利用者にとってどんな意味を持つのか?を考えました。
意欲、生きがい、などの意見が出ました。
レクとは、ホントにそうだと思いました。

ただ、意見全体がご利用者目線ではなく、介護者目線の意見では?と話しました。
レクとは、提供するもの。介護者が提供しないと成立しない。
それがレクリェーション。介護者の主導になるのは仕方ないと思う。
しかし、ご利用者はどう思っているか?
それを考えることは大事では?と話し、グループで話してもらいました。

そのことを発表してもらい、今回の定例会は終了しました。
詳しくは、HPの方でアップしていきます。
とりあえず、取り急ぎ報告まで。



コラム -151- 介護技術の話⑫

第21回介護福祉士実技試験を考える。
今回で、4回目。

さて、今回は、移乗して車イスでの移動まで、考えたいと思います。

問題はこうでした。

田村としさん(79歳)は右上下肢に麻痺があります。
つかまれば立位はとれますが、歩行はできません。
衣服の着脱や車いすへの移乗には一部介助が必要です。
車いすの移動は全介助です。昼食時に食べこぼして上衣が汚れました。
自室に戻って着替えることを望んでいます。
食堂のいすに座っている田村さんを自室まで車いすで移動介助し、
上衣を着替えるまでの介助をしてください。
なお、車いすの点検はすんでいます。
田村さんは「はい」または「うなずく」のみです。
           (試験時間は5分間以内です。)

前回で、立位までいきました。
車イスに座り、移動をしましょう!!

車イスに座るときに、一声、
車イスを確認しながら座ってください!!との声かけです。
安心を促す声かけですね。

そして、座っていただいたときに椅子に浅く腰をかけてしまった場合、
深く腰掛けていただく必要がありますよね?
そのときは、深く腰掛けることを伝え、
かかとを引き、前かがみになり、立位を取るように、腰を浮かしてもらう。
その時に健側の膝を少し押してあげると、スムーズに深く腰掛けることができます。

次に車イスを動かせるようにします。
まず、フットレスト(実際には、足かけ・足置きと言ったほうがよいと思います)をさげます。
右マヒの方なので、左手足を使って両方のフットレスト下げていただきます。
介助者は、声かけだけの介助になると思います。
“左足でフットレストを下げていただいてもよろしいですか?”
で、両方のフットレストを下げていただきます。
(“左手で”でもよいと思います。)
“左足をフットレストに上げてください”といって健側はできる。
次に、
“左手で右足を持って、フットレストに足を上げていただいてもよろしいですか?”
と言って、患側をフットレストに上げていただきます。
これで、フットレストに足が上がりました。

次にブレーキをはずしていただきます。
“左手で左側のブレーキをはずしていただけますか?”
と言って、はずしていただきます。右側のブレーキは、
“右側はいかがですか?”などと言ってできるようならやっていただいます。
できない様なら、
“私がはずします”と言ってはずしてください。

そして、移動をします。
方向など、動作を伝えてから移動してください。
“さがります”“回ります”“右に回ります”など。
そして、自室まで着ました。
次回は最後、更衣をしたいと思います。


コラム -150- 介護技術の話⑪

今回も第21回介護福祉士実技試験の問題を考えていきたいと思います。

今回で3回目。

まず、問題を載せておきます。

田村としさん(79歳)は右上下肢に麻痺があります。
つかまれば立位はとれますが、歩行はできません。
衣服の着脱や車いすへの移乗には一部介助が必要です。
車いすの移動は全介助です。昼食時に食べこぼして上衣が汚れました。
自室に戻って着替えることを望んでいます。
食堂のいすに座っている田村さんを自室まで車いすで移動介助し、
上衣を着替えるまでの介助をしてください。
なお、車いすの点検はすんでいます。
田村さんは「はい」または「うなずく」のみです。
           (試験時間は5分間以内です。)

前回は、移乗介助前までを考えました。

今回は、実際に移乗します。

移乗の仕方には、さまざまな方法があると思います。
車イスを脇につけて立位から腰をずらして移乗するやり方、
立位をとってもらい、椅子と車イスを差し替える方法、
テーブルを動かしてしまう方法もあると思います。

私がやるとすれば車イスを脇につけて立位から腰をずらす方法を取るかと思います。
理由は、安全の観点で、モデルのそばを一番離れない方法がこれだと思ったからです。
また、日頃私が実際にやっている方法がこの方法だからです。

まず、車イスをモデルの座っている椅子の左側につけます。
そして、立位をとってもらうのですが、
その前に、テーブルと椅子のスペースがなければイスを引いてもらう必要はあります。
でなければ、自立支援という観点での立位がとれません。
イスを引くときは、足を引いて立位を取るように前かがみになってもらい、
声をかけて、後ろからイスを少し引くとよいと思います。
安全の意味でモデルの体は触っているとよいと思います。

次に立位をとってもらいます。
テーブルとイスのスペースがとれてから、車イスを左側につけます。
次にテーブルに手をついて立っていただくのですが、
足の位置が問題になります。
問題には、立位ができるが歩行はできない。
と言うことは、1歩も足が出ないという解釈と考えます。
すると、健側の足を引いてしまうと移乗するとき、足が引っかかってしまいます。
それを解消する為には、1歩足を出さなければ行けない・・・微妙かな?って思う。
私は、患側を引いて、健側は患側よりは前に出します。
そして、患側から介助し移乗するとスムーズにいくと思います。

立位までできました。
長くなってしまったので、また次回にしたいと思います。


コラム -149- 介護技術の話⑩

今回も第21回介護福祉士実技試験の問題を考えていきたいと思います。

さて、今回は、実際の介助方法について。

問題をもう一度載せておきます。

田村としさん(79歳)は右上下肢に麻痺があります。
つかまれば立位はとれますが、歩行はできません。
衣服の着脱や車いすへの移乗には一部介助が必要です。
車いすの移動は全介助です。昼食時に食べこぼして上衣が汚れました。
自室に戻って着替えることを望んでいます。
食堂のいすに座っている田村さんを自室まで車いすで移動介助し、
上衣を着替えるまでの介助をしてください。
なお、車いすの点検はすんでいます。
田村さんは「はい」または「うなずく」のみです。
           (試験時間は5分間以内です。)

という問題でした。

まず、全ての試験に対応しますが、
安楽という視点で、気分を伺います。
と言うことは、一動作ごとに確認していくべきことになりますよね。

そして、自己紹をし、
これからすることを説明していきます。
そこでなのですが、
個人の尊厳というか、自分が言われたくないのもありますが、
“食べこぼしてしまったので”
なんて、言わないほうがよいと思います。
“着替えに行きましょう”や、
“着替えたいと思います”と言って了解を得るとよいと思います。

次に車イスへの移乗です。
一言車イスを取りに行くことと、座っていられるかを確認して、
離れている車イスを取りに行きます。

ここで一言なのですが、物品は途中で取りに行ったりしないほうがよいと思います。
今回の課題では椅子に座っているところからの設定なので、
椅子での座位保持の安全をご本人に確認して、その場を離れても良いかと思いますが、
起居動作時や立位時にそばを離れるなどは『安全』の観点から危険とされてしまいます。
物品準備は、今の動作の説明の後に準備してしまうことをお勧めします。

さて、それでは移乗介助をしましょう!!
って、ここからは、次回にしたいと思います。


コラム -148- 介護技術の話⑨

先日の介護福祉士実技試験を受験された方、お疲れ様でした。
いかがだったでしょうか?

さて今回は、
今回行われた第21回介護福祉士実技試験の問題を考えてみたいと思います。

課題は、
田村としさん(79歳)は右上下肢に麻痺があります。
つかまれば立位はとれますが、歩行はできません。
衣服の着脱や車いすへの移乗には一部介助が必要です。
車いすの移動は全介助です。昼食時に食べこぼして上衣が汚れました。
自室に戻って着替えることを望んでいます。
食堂のいすに座っている田村さんを自室まで車いすで移動介助し、
上衣を着替えるまでの介助をしてください。
なお、車いすの点検はすんでいます。
田村さんは「はい」または「うなずく」のみです。
           (試験時間は5分間以内です。)

という、問題でした。

まずは、問題を分析してみましょう!!
まず、田村としさんの情報収集から。
右上下肢麻痺、つかまり立ち可、歩行不可、更衣・移乗一部介助、
車イス全介助、この情報から、田村としさんをイメージします。

次に介助の手順を考えます。
大きく分けて、車イスへの移乗、車イスでの移動、更衣。

その行為と、田村としさんの状態を考え、
安全、安楽、自立支援の観点を加えて、介助方法を考えます。

安 全   = 危険でない、危険行為のない、危険の及ぼす可能性がないなど
安 楽   = 苦痛でない、苦痛の及ぼす可能性がない、苦痛でないかの声かけなど
自立支援 = 残存能力を使う、人の動作のメカニズムを理解した介助・声かけなど

それでは、次回実際の介助はどうするか考えてみたいと思います。


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