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~ ケアの楽校だより ~

定例会の報告をしたり、介護について思うこと・・・考えること・・・を書いていきたいと思います。 主催者のわがままで自由に書いちゃうかもしれませんが、ご容赦ください。


コラム -219- 介護福祉士 実技試験 対策 7

第20回介護福祉士実技試験問題の解説、最終回。

問題を振り返ります。

鈴木良さん(85歳)は、右半身に麻痺があり、起き上がりや歩行に一部介助が必要です。

今日は、体調不良のため部屋で食事をすることを望んでいます。

ベッドで側臥位になっている鈴木さんをテーブルまで歩行介助し、

いすに腰掛けさせ、食事ができる姿勢にしてください。

その後、おしぼりで手を拭き、飲み物を用意してすすめるまでの介助をしてください。

なお、鈴木さんの履物は省略します。鈴木さんは、「はい」または「うなずく」のみです。

(試験時間は5分間以内です。)

でした。

さて、前回でイスまで座りました。

最後に、おしぼりで手を拭いて飲み物の準備をします。

まず、イスに腰をかけていただいたら、

気分の確認をして、

その場を離れて、おしぼりと飲み物を持ってくることを伝えます。

複数の飲み物が準備されている場合は、

どれが良いか選んでいただきます。

持ってきて、

おしぼりで手を拭いていただきますが、

麻痺側の手はご自分で拭いていただき、

健側の手を介助します。

そして、飲み物を出して終わりになります。

ここまでが解説です。


補足としてですが、

手を拭いていただく際ですが、

最初から健側の手を介助していいのか?

というところです。

自立支援というところで、

最初から健側の手を拭いてしまうのは?

と思います。

その加減が難しいのですが・・・。
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コラム -218- 介護福祉士 実技試験 対策 6

第20回介護福祉士実技試験問題の解説、5回目。

問題を振り返ります。

鈴木良さん(85歳)は、右半身に麻痺があり、起き上がりや歩行に一部介助が必要です。

今日は、体調不良のため部屋で食事をすることを望んでいます。

ベッドで側臥位になっている鈴木さんをテーブルまで歩行介助し、

いすに腰掛けさせ、食事ができる姿勢にしてください。

その後、おしぼりで手を拭き、飲み物を用意してすすめるまでの介助をしてください。

なお、鈴木さんの履物は省略します。鈴木さんは、「はい」または「うなずく」のみです。

(試験時間は5分間以内です。)

でした。

さて、前回で立ち上がりまでできたと思うので、

今回は、歩行介助をして座っていただきたいと思います。

まず歩行介助ですが、麻痺側に立つのは分かりますよね!!

本来なら、本人の状況でいろいろ介助方法があって、その人によって変わってくるはずなのですが、

ここでは、一般的な方法で歩行介助をしたいと思います。

この方の場合は、右麻痺で歩行一部介助。

そして、杖などは使わずに歩行できるのですから、

立位は比較的安定していると考えられます。

その情報から、

まず、右側に立つ、

そして、後方より支えます。

介助者の手の位置ですが、

右手は、鈴木さんの前方より脇を支え、

左手は、腰を支えます。

そして、左足より足を出して歩いていだたくよう声をかけます。

介助は、押したり引いたりせず、

鈴木さんのペースに任せて歩きます。

いすの前まで来ました。

イスの右側に誘導してくださいね!!

右麻痺なんだから。

テーブルの前まで誘導して、

後ろのいすを確認してもらいながら座っていただきます。

テーブルに手をついて、

イスを見ていただきながら座ってもらってもいいと思いますし、

イスに左手をついて座っていただいてもいいと思います。

介助者の手は、あまり力を入れず、鈴木さんに任せていいと思います。

座ったら、奥に腰掛けていただくよう声をかけて、

腰掛けていただきます。

次は、おしぼりと飲み物を用意しますが、

それはまた次回にしたいと思います。


コラム -217- 介護福祉士 実技試験 対策 5

第20回介護福祉士実技試験問題の解説、4回目。

問題を振り返ります。

鈴木良さん(85歳)は、右半身に麻痺があり、起き上がりや歩行に一部介助が必要です。

今日は、体調不良のため部屋で食事をすることを望んでいます。

ベッドで側臥位になっている鈴木さんをテーブルまで歩行介助し、

いすに腰掛けさせ、食事ができる姿勢にしてください。

その後、おしぼりで手を拭き、飲み物を用意してすすめるまでの介助をしてください。

なお、鈴木さんの履物は省略します。鈴木さんは、「はい」または「うなずく」のみです。

(試験時間は5分間以内です。)

でした。

前回は、ベッドから起き上がり、座位まで解説しましたが、

さて今回は、立ち上がりと歩行介助について。

まず、立ち上がりですが、

介助する場所ですが、麻痺側の右に立ちます。

そして、立っていただくのですが、

必ず立って歩くことを伝えます。

そして、立ち方ですが、

自分が立ってみると分かりますよ。

足を引かないと立てませんし、

前かがみにしないと立てません。

その体制にする準備の介助をして、

動作の介助に入ります。

介助には、動作の介助だけでなく、

準備の介助があります。

動作は、体を前にして、

膝に力をかけるようにしながら、立ってもらいます。

そうすると立てますよ!!

長くなってしまったので、歩行はまた次回にしたいと思います。




コラム -216- 介護福祉士 実技試験 対策 4

第20回介護福祉士実技試験問題の解説、今回で3回目。

まず問題を振り返ります。


鈴木良さん(85歳)は、右半身に麻痺があり、起き上がりや歩行に一部介助が必要です。

今日は、体調不良のため部屋で食事をすることを望んでいます。

ベッドで側臥位になっている鈴木さんをテーブルまで歩行介助し、

いすに腰掛けさせ、食事ができる姿勢にしてください。

その後、おしぼりで手を拭き、飲み物を用意してすすめるまでの介助をしてください。

なお、鈴木さんの履物は省略します。鈴木さんは、「はい」または「うなずく」のみです。

(試験時間は5分間以内です。)

でした。

それでは、動作の解説をしていきましょう。

前回のおさらいですが、

あいさつをして、今回の動作の説明と同意を得ます。

体調の確認をして、初めて動作に移ります。

鈴木良さんは、右マヒの方。

ということは、起き上がりの為には、左側臥位になっていただかなくてはいけません。

なぜか?

マヒ側から起き上がることが難しいですもんね。

また、側臥位で横になっているのですから、

左側臥位で臥床されている場合は、そのまま起き上がりに入ればよいですが、

もし右側臥位で臥床されているときは、体位変換の必要がありますね。

さて、起き上がりの手順ですが、まず体を横に向ける必要があります。

それはなぜか?

皆さん、起き上がるときほぼ横を向いて起きてますよ!!

やってみると分かりますよ!!

それで、横を向いたら、手を使って起き上がります。

起き上がりにも、手の着く場所、介助の入れる場所など細かい工夫や手順があります。

起き上がったら、足を出して、

座位を取っていただきます。

そのときも体調の確認はお忘れなく。

次に立ち上がりと歩行になりますが、

そこは次回にしたいと思います。


コラム -215- 介護福祉士 実技試験 対策 3

第20回介護福祉士実技試験問題の解説。

まず問題を振り返ります。


鈴木良さん(85歳)は、右半身に麻痺があり、起き上がりや歩行に一部介助が必要です。

今日は、体調不良のため部屋で食事をすることを望んでいます。

ベッドで側臥位になっている鈴木さんをテーブルまで歩行介助し、

いすに腰掛けさせ、食事ができる姿勢にしてください。

その後、おしぼりで手を拭き、飲み物を用意してすすめるまでの介助をしてください。

なお、鈴木さんの履物は省略します。鈴木さんは、「はい」または「うなずく」のみです。

(試験時間は5分間以内です。)


でした。

それではさっそく・・・

まず、声をかけます。あいさつと自己紹介。目線も注意ですよ!!

ここでアドバイス①

目線を合わせるのにしゃがむと思います。そのときに膝はつかないほうが良いと思います。

なぜか?それは、衛生面です。床は不衛生なところ。そこに膝をついたら・・・ってことです。

次に、チェックしなければ行けないポイントの一つ、体調不良という点です。

必ず触れておく必要があると思います。

“お体の調子が悪いとのことですが、お加減はいかがですか?”

なんて感じで。

また、一動作ごとに体調の確認もしたほうが良いです。

起き上がりと立位のあと、椅子に座ってから、の3回は行ったほうが良いですね。

さて次は動作ですが、また次回にしたいと思います。


コラム -214- 介護福祉士 実技試験 対策 2

今回からは、実際に過去問題を考えていきたいと思います。

第20回の問題から順々にさかのぼっていきたいと思います。

前回の問題(第21回)は、以前に解説しているので今回は20回の問題から考えていきたいと思います。

それではさっそくですが、第20回の問題はこうでした。


鈴木良さん(85歳)は、右半身に麻痺があり、起き上がりや歩行に一部介助が必要です。

今日は、体調不良のため部屋で食事をすることを望んでいます。

ベッドで側臥位になっている鈴木さんをテーブルまで歩行介助し、

いすに腰掛けさせ、食事ができる姿勢にしてください。

その後、おしぼりで手を拭き、飲み物を用意してすすめるまでの介助をしてください。

なお、鈴木さんの履物は省略します。鈴木さんは、「はい」または「うなずく」のみです。

(試験時間は5分間以内です。)


という問題でした。

まず、問題を分析しましょう!!

鈴木良さん、右半身マヒ、起き上がり、歩行に一部介助、体調不良・・・

が、本人の情報。

部屋で食事、側臥位からの離床、歩行介助、椅子への移乗、手ふき、飲み者準備。

が、動作の順序。

大まかに分けるとこんな感じだと思います。

さて次回から、上記に書いた本人の情報を基に、動作の順序に従って解説してきたいと思います。


コラム -213- 介護福祉士 実技試験 対策 1

これまでのコラムは少しお休みして、

もう間近にせまった介護福祉士試験の実技試験について書いていきたいと思います。

これは、昨冬にも書いていますので、

そちらも参考にしていただければと思います。

このブログ、ケアの楽校だよりでは、

実際の過去問題の解説や、

基本的な動作のおさらいなどを書いていきたいと思います。

なにか質問があればお答えしたいと思います。

『コメント』に寄せていただければと思います。

実技試験は、

分からないところをなくして、

練習あるのみ。

それが、実技試験を受けるときの自信につながるはずです。

皆さん、がんばりましょう!!

次回から実際に書いていきます。

また、介護福祉士試験の学科試験の対策も

ケアの楽校では行っています。

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詳しくはケアの楽校HPへ


コラム -212- 介護技術の話63 「食事」

食事について。

今回も以前に書いたような気がすることを書きたいと思います。

今回は、ちょっと疑問に思っていること。

それは、お茶の時間。

そもそもお茶の時間があること自体、疑問なのですが、

食事前にどうしてお茶が出るのでしょう?

私にはどうしても理解できなくて・・・

なんか違和感を感じていました。

嚥下しやすくなる効果があったり、

ということはあるかもしれませんが、さて、どうでしょう?

そんなにご利用者にとって

意味があるのでしょうか?

どちらといえば介護者目線の行為では?なんて思います。

今は、介護の世界も

『選択できる』や、

『その方にあった』などの、

考え方になってきています。

その中でお茶は食前だ!!

なんて、時間が決まっているのはどうなのだろう?

って思うんです。


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